うちのますみさんといっしょに絵本を作りました。
「もぐらバス」と言います。
とても、かわいらしい世界観そして物語です。
偕成社から4月頭に出版されます。
装幀は、ユーフラテスの貝塚智子さんです。
佐藤 雅彦
著者 : 佐藤 雅彦 + うちの ますみ
出版社 : 偕成社
定価 : 1,050円(5%税込み)
→ amazon
→ 楽天
→ bk-1
10年ほど前に、毎日新聞の夕刊で連載し、単行本になった「毎月新聞」ですが、今でも、多くの方に読まれ、教科書にも載ったり、入試にも出題されたりしています。
本ができてから、だいぶ日にちも経ったので、文章をもう一度見直したり、毎号付けていた、日本や世界の「その月の出来事」を改訂し、持ちやすくかつ読みやすいように文庫化しました。
今日から、書店に並ぶようです。
根強いファンも多い「ケロパキ」という、子どもガエルの漫画も付録として追加しました。
自分でも何度も読み返していて、皆さんに、立ち読みでもいいので、読んでほしい項目があります。それを下に挙げておきます。
あと、出版社にお願いして、その内のふたつをインターネット上で読めるようにしてもらいました。
是非、読んでみてください。
第20号 デジタルとは何か?
第41号 隣の校庭
第18号 自分という密室
第31号 これを、〜とする
第34号 真夏の葬儀
第40号 オレンジの皮
第22号 情報の力関係
第42号 昼定食事件
↓中央公論新社・毎月新聞のURLはこちらです。
中央公論新社 「毎月新聞」 紹介ページ
↓amazonはこちらです。
「毎月新聞 (中公文庫)」(Amazon)
↓bk1は、こちらです。
「毎月新聞 (中公文庫)」(bk1)
出版社 :中央公論新社
サイズ :文庫版
ページ数:320ページ
定 価 :680円(本体価格643円)
発刊日 :平成21年9月19日
ISBN 978-4-12-205196-6 C1195
福音館から毎月出ている「かがくのとも」の9月号に
ユーフラテスと一緒に作った新作を発表します。
「なにかがいる」というタイトルです。
私たちは、古代の人たちよりも格段に安全な環境で生活をしています。
普段、道を歩くときも、平らだということを前提にしていて一歩一歩注意深く
進むということはしていません。レストランで食事するときも、毒が含まれているかといったことは夢にも考えません。
太古の昔は、歩くことも食べることも生死に関わり、人間はそれに対しても全能力を発揮させていたに違いありません。そもそも人間には、想定されていない事象を感知する能力があり、その能力を使うことによって、多くの危険から身を守ってこれたのです。
例えば、藪に潜む猛獣の存在を、何か危ない気配がするぞと、いち早く感知して難から逃れたり、食物になる生物がうまく隠れていても、何かがいそうだと、それを察知して獲得するといったことをしてきたわけです。
しかし、社会制度や科学技術の発展から、我々は、鈍くても(今どきの言葉だとゆるく)生きられる環境を手に入れることができました。実は、この時、私たちは、その安全と引き換えに大事なものを失いかけています。
自分たちの能力をフルに使わなくても生きられるということは、生き生きと生きていないことにつながるのです。生きている感じのない生活、手応えのない無為な毎日、そういう現代人が味わっている空虚さの多くは、そこを原因としています。
この本は、こどもたちに「なんかやばそうだぞ」とか「なんかふつうじゃないぞ」といった気配を感じ取ること自体が人間にとって一種の悦びだということを知ってほしくて作りました。
こどもだけでなく、大人の方にも、とても面白いコミュニケーションデザインになっていると思います。是非、お手にとってご覧になってください。
かつて、養老孟司さんと対談した時に、「一日一回は人工物ではなく自然物を見なくてはいけない」と仰っていましたが、それはこの本の主旨と根底でつながっていることなので、この本の解説を今回お願いしたところ、名文を寄せていただけました。それはこの本に添付されている小冊子の方に載っていますので、それも楽しみにしていただけたらと思います。
かがくのとも 2009年9月号 福音館書店
「なにかがいる 」
佐藤雅彦 +ユーフラテス 作
定価410円(本体価格390円)
「かがくのとも」は、購読している幼稚園や小学校、家庭に届くしくみですが、発売からしばらくは、書店でも買うことができます。
福音館書店の「なにかがいる」紹介ページ
「差をとる」ことで新しい何かが生まれる
「差をとる」ことで新しい何かが分かる
人間は、いろいろな感覚において、常に差を取り続けて生きています。動きが見えるのも、音楽が聴けるのも、物語を感じるのも、すべて差をとった結果なのです。差を取って初めて、それが可能になるのです。
この本では、静止画の組をたくさん開発・制作し、それを1組1組、読者の方に視覚情報として呈示します。そして、読者の方が、それらの図像の差分を取ったときに、ある新しい表象(=あじわったことのない気持ち)が生まれることをまず一番の大きな目的とし、その後でそれがどういう意味を持つのかということを鑑賞してもらうことを次の目的としています。
2〜5枚の絵を続けて見たときに、
ふいに立ち上がる我々内部の得体の知れない表象。
1頁1頁、じっくりご覧になり、また読み進めていってほしいと思います。
いっしょに研究し制作したのは、慶應大学の佐藤研の研究員だった石川将也と菅俊一です。3人で、この4年間、毎週毎週かかさず集まり作り続けました。私自身も、この書籍が、未来にどういう意味を持つのか、まだ計り得ないのですが、とにかく面白くて夢中になって作りました。慶應大学の佐藤研の名前で出版する書籍としては最終のものになります。是非、手にとっていただきたいと思います。本文中、内容的に必要なため、硬質塩ビ(アリンダ)の頁がたびたび登場しますので、それもご期待ください。価格が高いと思いますが、そのためです。
茂木健一郎さんは、この本に収録されている私との対談で、こう述べています。
……要するに、Aの中にもBの中にも存在しないんだけど、AとBの差の中にだけ見い出せるものがあるということですね。
私たちは、自分にどんな情報をいれるとどのように解釈(解答)をするのか、自分のことなのに、まったく分かっていません。そして、自分が出す解答に一番驚くのはもちろん自分なのです。『差分』は、それを知ることができる本なのです。
『差分』
出版社 美術出版社
頁数 210頁
著者 佐藤雅彦・菅俊一・石川将也
価格 本体2600円(税別)
Amazon.co.jp/差分
知る人ぞ知る人気のシリーズ、
《 コんガらガっちの本 》が、
小学館から、2冊同時に出版されます。
「あたまが こんがらがっち劇場」 と
「こんがらがっち どっちにすすむ? の本」です。
両方とも、ユーフラテスの
貝塚智子 と うえ田みおの
フレーミー・10本アニメスタッフが制作しました。
ちなみに、
佐藤雅彦(=作品のところどころにも参加)と
うちのますみが監修を担当しています。
『こんがらがっち劇場』の方は、4コマまんがが中心で、
これが、かなりの新しい面白さなのです。
他にも、とても文章にできない面白さを持った何かが
載っています。
必見です。
「どっちにすすむ?」の方は、絵本形式ですが、
やはり新しい試み、絵本初!が入っています。
こちらも(とくに子供のみなさん)必見です。
発売は、3月17日。
ぜひぜひ、おたのしみに!
「あたまが こんがらがっち劇場」
作・ユーフラテス
小学館刊 800円(税別)
→ Amazon.co.jp / あたまが こんがらがっち劇場
「こんがらがっち どっちにすすむ?の本」
さく ユーフラテス
小学館刊 1200円(税別)
→ Amazon.co.jp / こんがらがっち どっちにすすむ?の本
◎「面+白い」とは、こういうこと。
ポプラ社から、新刊を出します。
この本の帯には「佐藤雅彦が編んだ本。」とありますが、そのとおりアンソロジーの形式です。ただ、もとになったものが、どれも高校や中学の国語の教科書に載った小説なのです。
なぜ、こんな編み方をしたのかは、本のあとがきにも記しましたが、小学生時代のある出来事に起因しています。そして具体的に教科書を集め、面白い小説を探し出したのが、1990年代の初めなので、もう大分経ちます。その時は、単に自分が面白いものを読みたい一心でやっていたのです。
どの小説も、面白さという点では群を抜いています。こういう面白さがあるのか、そんな面白さもあったのか、となると思います。
読書をあまりしない人も読書好きの人も夢中になります。
是非、お手にとって見てください。
1 とんかつ…………三浦哲朗
2 出口入口…………永井龍男
3 絵本………………松下竜一
4 ある夜……………広津和郎
5 少年の夏…………吉村 昭
6 形…………………菊池 寛
7 良識派……………安部公房
8 父の列車…………吉村 康
9 竹生島の老僧、
水練のこと………古今著聞集
10 蠅…………………横光利一
11 ベンチ……………リヒター
上田真而子 訳
12 雛…………………芥川龍之介
〈全12編〉
「教科書に載った小説」
佐藤雅彦 編
ポプラ社 刊
◎ 装丁は、ユーフラテスの貝塚智子さんに担当してもらいました。
美しく、落ち着いていて、とてもきれいな仕上がりです。
フレーミーの新作えほんができました。
作者は、うちのますみさんと
かいづかともこ(EUPH)と
うえ田みお(EUPH)です。
今回は、のみのノミーがサブ主人公です。
テレビのピタゴラスイッチでも
登場したばかりです。
とても小さいですが、
人気のほうはすでに大きいです。
僕も、えほん本体ではなく、
うら表紙の内側にある特製ポケットに入っている
とても小さなえほんで参加しています。
この本の打ち合わせをしているとき、
きゅうに、のみのノミーのえほんだから、
のみbookを作ったらいいのではという構想が生まれてしまったのです。
↑『のみBOOK』と10円玉
ぜひ、おたのしみください。
装幀は、ずっとこのシリーズをやってきたかいづかともこです。
なお。EUPHとは、EUPHRATES(ユーフラテス)の略です。
ピタゴラブック(4)
フレーミーとのみのノミー
ユーフラテス+うちのますみ さく
ポプラ社刊 1100円(税別)
→ ポプラ社
→ フレーミーとのみのノミー / amazon
ユーフラテスといっしょに福音館の
「かがくのとも」の1月号を作りました。
「中をそうぞうしてみよ」
というタイトルです。
編集の方から、最初にお話しがあり、
企画したのは、2年半も前のことでした。
それから科学の面白さを子供や
ご両親にわかってもらおうと、
ある電機メーカーに協力してもらい、
特別な楽しい構成に仕上がりました。
お楽しみに。
装幀は、佐藤研の研究員そして
ユーフラテスのメンバーでもある山本晃士ロバートです。
月刊誌なので、購読している幼稚園や小学校、
ご家庭に届くしくみですが、
発売からしばらくは、書店でも買うことができます。
(12月初旬には店頭に並ぶ予定です)
私とユーフラテスで作った
『midnight animation』が出版されます。
これは、昨年、DIC(大日本インキ)主催の
色をテーマにした展覧会「COLOR OF 10」に
展示した作品ですが、
来場者投票で1位になったために
書籍化の運びとなりました。
この本を、部屋を暗くして付属DVDを再生し、
その画面からの光を受けると、
なんと本なのにアニメーションが始まります。
次の点に留意していただくと、とてもよく動きます。
・部屋を真っ暗にする。
(夜、見てください。それでmidnight animationと言います)
・光がうまく本のページにあたるように、光源や本の向きを調整する。
・PCのDVDプレーヤーを使う場合は、画面の輝度を一番明るくする。
試してみてください。
紙というメディアの上でアニメーションが動くのは面白いです。
造本としても、精緻さの上に築かれた世界観が凄く美しいです。
装幀は、山本晃士ロバート(euphrates)です。
企画・制作=佐藤雅彦+ユーフラテス
A5判(冊子+カード+付属DVD)
美術出版社刊 2,625円(税込)
早いところでは9月26日、
普通の書店では27日に店頭に並びます。
(とは言っても、特別仕様なので、大きな書店だけかもしれません)
→ 美術出版社 | midnight animation
→ midnight animation / Amazon.co.jp
いつもここからの山田さんと一緒に本を著しました。
母体となったのは、毎日新聞に2年間連載していた
同名のコラムですが、
この書籍では、それに加え、山田さんが
その時期に書き貯めた
未発表の「やまだ眼」ネタ原稿(172選)と、
私の新しい解説も載せています。
世の中の微妙な真実を見抜き、ずばり切り取る、
山田さんの鋭さを、是非堪能してみてください。
*装幀は、慶応大学の佐藤研の卒業生で、
現在、研究員としてtopicsに所属する石川将也です。
「やまだ眼」
著者 :佐藤 雅彦 山田 一成 著
出版社名 :毎日新聞社
ISBN :978-4-620-31794-6
価格 :952円(税別)
世の中の、そこかしこに隠れ、点在する微妙な真実を独特なまなざしで 見抜き、
鋭く切り取る。天賦の才・山田一成の着眼を、天賦の考者・佐藤雅彦が
読み解き、ひとつの解とした。それが本書「やまだ眼」である。
抗(あらが)いようのない現実を受け入れ、噛み合わない歯車を確かめ、
日常を見据える。
日々の厄介も、不具合も「やまだ眼」は看過しない。
(帯の文章より)
『ピタゴラブック』シリーズ第1弾として
「ぴったりはまるの本」が発売になりました。
線のかたちにちょうどのるものを想像して
家の中の「あるものをさがしてください。
「考え方を伝える」新しいビジュアルブックです。
タイトル:ピタゴラブック・「ぴったりはまるの本」
作 :佐藤 雅彦 + ユーフラテス
出版社 :ポプラ社
定価 :900円(税別)
ISBN: 4-591-09470-7
詳しくはこちらをご覧ください。
→ ぴったりはまるの本
「ピタゴラブック」シリーズ第2弾
フレーミーの絵本が発売になりました。
しかくい犬のフレーミーが、どうして
そうじきをきらいになったのか
その理由があきらかになるおはなしです。
タイトル:ピタゴラブック・「フレーミーとそうじき」
作 :ユーフラテス + うちのますみ
出版社 :ポプラ社
定価 :900円(税別)
ISBN:4-591-09494-4
詳しくはこちらをご覧ください。 → フレーミーとそうじき
「勝手に広告」の本が
マガジンハウスより発売されました。
中村至男さんが装丁したかっこいい本です。
詳しくはこちらをご覧ください。 → 勝手に広告
価格 :3360円 (税込)
ISBN:4-8387-1691-5
出版社 :マガジンハウス
「Fが通過します」が以下の書店、他でも販売を始めました。
◎ 青山ブックセンター ■本店 ■六本木店 ■自由が丘店 ■福岡店
◎ ナディフ ◎ TSUTAYA TOKYO ROPPONGI
◎ リブロブックス ■渋谷店 ■池袋本店 ■名古屋店 ■広島店
◎ ジュンク堂書店大阪本店
◎ オン・サンデーズ ◎ ユトレヒト
佐藤雅彦の新刊は、こんな細長い本です。
たて215ミリ よこ幅20ミリの
超ほそ長です。
細長のせまい面積で、でき得る表現の実験を
しています。
かっこいいこと、面白いこと、滅茶苦茶なこと、
とりたてていうまでもない、
小さいきれいなアイデアも、
この融通のきかない、超然とした面積を
尊重して出て来たものと思われます。
箱の天面にある小粒なマーク、
「rigid − radical − universal」
を冠した、アートとしての実験本、
(1)と(2)の2分冊、
四角くて細長い、スライド式の箱入りです。
「Fが通過します」
マガジンハウス 刊 1200円(税込)
◎紀伊國屋書店 ■新宿本店 ■新宿南店
■玉川高島屋店 ■横浜店 ■梅田本店
◎ヴィレッジヴァンガード 下北沢店 他
にて先行発売中。
* 表紙の上の方(=布テープの下の白いところ)に
折り目をぐっとつけると、めくりやすく、見やすいです。
詳しくはこちらをご覧ください。
ネット上で購入することもできます。→ 紀伊國屋書店BookWeb